IP電話とは
IP電話とは一言で言うとインターネット回線を使った電話のことです。
これまで家に備え付けられている電話線に電話機を接続することで固定電話を使う事が一般的でしたが、
IP電話はそのまま電話機を電話線に繋ぐのではなく、IP電話に対応しているモデムに電話機を接続して利用します。
これだけは分かりづらいと思いますので、さらに具体的に説明すると、
これまで電話はもともと電話専用に開発された電話回線を使っていました。
しかし、現在多くの人がスマートフォンなどを使いご存知のように電話は
電話回線を使わなくともアプリなどを使ってインターネット回線で電話することが出来ます。
これを家庭用の固定電話にも応用したのがIP電話になります。
このIP電話の特徴として電話番号が市外局番からではなく050からスタートするというのが挙げられます。
また、IP電話と似たサービスとしてよく光電話が挙げられますが、
こちらはIP電話とは違い各種回線を所有するインフラを持つ企業が展開しています。
一方、IP電話は各種回線といったインフラを所有していないプロバイダが展開しているのが特徴です。
IP電話を利用するメリット
さて、ここまでIP電話とは何なのかについて説明してきましたが、
ここからはこのIP電話を利用するとどんなメリットがあるのか説明していきます。
まず、利用者のメリットして間違いなく1番に挙がるのが料金の低価格化です。
これまで固定電話というと高い基本料、電話をかける先の距離、使用する時間、といった
3つの要素が影響して料金が上がっていくので、高額になるイメージがあったと思いますがIP電話の場合は違います。
まずIP電話の場合基本料がほとんど無料になります。
プロバイダによっては基本料を設定している所もありますが数百円程度ですので一般的な固定電話よりも
格段に安い価格で利用することが出来ます。
次に距離に関わらず電話料金が一定になります。
これまでの固定電話だと通話している先の交換機までの距離が長ければ長いほど、通話料金も高くなっていました。
しかしIP電話の場合、全国問わず料金が一定に設定されているので遠方でも気にせず利用することが出来ます。
料金が距離によって変動することが無くなりますので、結果的に通話料が下がることになります。
最後に、通話時間における料金の変動ですがこれも特定の条件下では気にしないで済むようになります。
その特定の条件下とは同じ提携プロバイダ間であれば通話料金が無料というものです。
同じプロバイダというと一見敷居が高そうに見えますが、
プロバイダごとに別のプロバイダと提携している企業もあるので、
そちらを確認したうえで提携先が多いプロバイダを選べば断然お得に通話することが可能です。
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